野菜や果物などとは異なり、衣類の原産地はさらに複雑なものです。詳細な成分表もなければ、どのような過程を経て購入者の手元に届いたかはわかりません。私たちはここに疑問をもち、このプロセスを変えていかなければならない、というミッションをスタートさせました。
創業以来、素材の原産地から生産過程まで、詳細な情報をオープンにしてきました。私たちは日々、地球環境をより良くする方法を学び続けながら、責任を持って作られた衣類を通して業界を再構築することに情熱を注いでいます。
「土壌が健康であることはとても重要です。アウターノウンのストーリーの一部には、西海岸のローカルブランドであるというDNAが常に含まれています。その上で土壌の再生だけでなく、持続的な活動をサポートできる地域のサプライチェーンを築き上げることを決めました」とアウターノウンの研究開発・イノベーション・マネージャーのディラン・シェペルスキーは言います。
「原材料の栽培、紡績、製糸、ニット、染色、縫製を
すべてアメリカ国内で行い、その工程の90%を西海岸で行っています。」
私たちはFiberShed (ファイバーシェッド)とWhite Buffalo Land Trust (ホワイト・バッファロー・ランド・トラスト)を含む企業連合に参加し、共同にカリフォルニア・ファイバーシェッドの拠点に近く、規模的にも最適な農場とパートナー契約をしました。
綿花の栽培と収穫から身に着けている生地になるまでのプロセスに多くのインスピレーションを受けました。また国内加工に関する知識も深めたと同時に、様々な関係者や仲間と協力することによって生まれる可能性を感じました。
「土に触れ、綿花を摘み、俵も実際に見ることができ、
そのうえ綿繰りをしているところまで、すべての工程に関わることができた。
これこそが、このプロジェクトの特別なところです。とても貴重な体験でした。」
とシェペルスキーは言う。
「サステイナビリティプロジェクトのリーダーであるアウターノウンとして、
このような行動に取り組むことは重要です。
これらの生産者なくして持続可能性は実現せず、
彼らのおかげで私たちは服を身につけることができます。」
アウターノウンは、どこまでも持続可能性に重点を置くこの2つの農園とパートナーであることに誇りを感じています!